ふっくらした、たらこ唇が気になって、「もっと薄く見せられたらいいのに…」と思ったことはありませんか?魅力的でもある一方で、顔全体のバランスが重く見えてしまうこともあります。実は、唇を薄く見せるメイクはちょっとしたテクニックで簡単に取り入れられるんです。
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【この記事のポイント】
- たらこ唇を自然に薄くするリップメイクのコツを解説
- 口元以外のパーツのメイクで唇を薄く見せるようにするテクニック
- 自宅でできる唇ケア方法とむくみ対策でたらこ唇のケア
- 実践的なQ&Aで唇を薄くするメイクの疑問や不安を解消
唇を薄くするためのリップメイクでたらこ唇を改善

コンシーラーで唇の輪郭を整える方法
たらこ唇は輪郭がはっきりしているため、色をのせるとさらに強調されやすくなります。そこで役立つのがコンシーラー。ファンデーションよりもカバー力があり、唇の外側を自然にぼかすことで、ボリューム感をやわらげられ唇を薄くするように見せることができます。
手順は簡単。まず唇全体に薄くリップ下地を塗って保湿し、そのあと肌色に近いコンシーラーを小さめのブラシか指先で輪郭部分にのせます。特に上下の中央部は少し内側までコンシーラーを入れると、縦幅を短く見せる効果が高まります。コンシーラーをぼかすときは、境目がはっきり残らないよう指の腹で軽く叩き込むのがポイントです。
このステップを加えることで、次に塗るリップカラーが唇全体に広がりすぎず、自然な薄さを演出できます。コンシーラーの色は、肌よりワントーン明るめを選ぶとぼかしやすく、唇の厚みをさらに薄く見せられます。
POINT:コンシーラーは塗りすぎると唇の動きに合わせて割れやすいので、極薄に重ねるのがコツ。
唇を薄く見せるカラーと質感の選び方
色選びは唇の見え方を左右する大きなポイントです。明るく鮮やかな色やツヤ感の強いグロスは、光を反射して唇をふっくらと見せてしまいます。逆に、落ち着いた色味やマット寄りの質感は光の反射を抑え、自然と唇を薄くするように見せてくれます。
おすすめカラー | 理由 |
---|---|
ローズベージュ | 肌なじみが良く、唇の輪郭を強調しない |
モーヴピンク | 深みがありつつ女性らしい印象 |
ブラウンレッド | 引き締め効果が高く大人っぽい |
質感はセミマットやソフトマットを選ぶと、乾燥しすぎず適度にボリュームを抑えられます。マットは控えめな光沢感で、輪郭をくっきり見せずに済むのもメリット。もしツヤ系のリップを使いたい場合は、中央だけに軽くのせ、外側はマットに仕上げる“部分ツヤ”で立体感をコントロールすると良いでしょう。
POINT:色は「青み寄り」より「黄み寄り」を選ぶと、日本人の肌になじみやすくナチュラルに仕上がります。
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グラデーションで立体感をコントロールする塗り方
韓国メイクでもおなじみのグラデーションリップは、唇の内側を濃く、外側を薄くすることで、唇を薄く見せられます。たらこ唇の場合、上下とも外側の色を淡くすることで、自然な陰影が生まれ、厚みを減らした印象になります。
塗り方は、まず全体に薄めのカラーを塗り、その後中央部分だけに濃い色を重ねます。境目は指か綿棒で軽くぼかし、なじませると自然な仕上がりに。外側はコンシーラーでさらに薄く整えると、輪郭がシャープになります。
注意したいのは、グラデーションの境目がくっきり残らないようにすること。人工的な印象を避けるため、必ず柔らかく色をつなげてください。また、ティントタイプは色持ちが良いので長時間メイク直しができない日にもおすすめです。
POINT:グラデーションは外側を淡く、中央を濃くする“逆グラデ”はNG。膨張して見えるので注意。
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マット仕上げメイクで唇を薄く見せるテクニック
マットリップを使ったメイクは光沢が少なく、光の反射を抑えることで唇を薄くするように見せられます。ただし、乾燥しやすい質感なので、事前の保湿ケアが必須です。メイク前にリップクリームを塗って5分ほど置き、ティッシュで軽くオフしてから色をのせると、なめらかな仕上がりになります。
マット系リップを使う際は、唇全体に均一に塗るよりも、輪郭に向かって薄くなるように塗ると自然な薄さが出せます。また、重ね塗りより一度塗り+ぼかしのほうが柔らかい印象に仕上がります。夏場やマスク着用時も色移りしにくく、長時間きれいな状態を保てるのも嬉しいポイントです。
POINT:マット仕上げはリップブラシを使うと境目がシャープになり、より引き締め効果がアップ。
唇を薄くするメイクはリップメイクだけではない

アイメイクで視線を口元からそらす
唇のボリュームを自然に目立たなくするには、視線を別のパーツに誘導するのが有効です。中でもアイメイクは、第一印象を大きく左右するパーツ。目元を強調すれば、口元への注目が自然と薄れます。
アイメイクの基本は、目の縦幅・横幅をバランスよく強調すること。アイラインを目尻よりやや長めに引くことで横幅が強調され、顔全体が引き締まった印象になります。また、まつげを根元からしっかり上げてマスカラを塗ることで、縦幅も際立ち、口元から視線を逸らせます。
カラー選びも重要です。くっきりとしたブラックやネイビーは印象を強め、ブラウンやカーキは柔らかく自然な引き締め効果があります。ラメやパールを上まぶたの中央や目頭に軽く入れると光が集まり、口元よりも目元に視線が向かいます。
ただし、派手すぎる色や濃すぎるアイシャドウは逆効果になることもあるので注意。あくまでバランスを保ち、ナチュラルに目元の印象を強めることが大切です。
POINT:「目力アップ=口元控えめ」になるように、色・形・光の3要素で目元を際立たせましょう。
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チーク位置と色でバランスを整える
チークは顔全体の印象を左右する重要な要素です。唇が厚めの場合、チークの位置や色を工夫することで、唇を薄くした印象にすることができます。
まず位置は、頬の中央より少し高めに入れるのがコツ。これにより顔の重心が上がり、唇の厚みが相対的に目立ちにくくなります。逆に、頬の下の方や口角近くにチークを入れると、重心が下がり口元が強調されやすくなるので避けましょう。
色は淡いコーラルピンクやピーチ系、くすみローズなど、自然な血色感を与えるものがおすすめです。濃すぎる色や赤みの強い色は唇の色と競合し、全体がうるさく見える可能性があります。
また、パウダーチークはふんわりと広げて、境目をぼかすのが鉄則。クリームチークは少量を指でポンポンとのせ、内側からにじむような自然な血色を演出すると、唇とのバランスが整います。
POINT:チークは「高さ」と「淡さ」を意識すると、唇の厚みを自然にカモフラージュできます。
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ベースメイクで唇を薄く見せる顔全体の調和術
唇を薄く見せるメイクは、リップだけでなくベースメイクでも大きく変わります。肌の色ムラやくすみを整えることで、唇の色や輪郭が浮き立たず、全体に自然なバランスが生まれます。
ファンデーションは薄く均一に塗るのが基本です。厚塗りすると顔が平面的になり、相対的に唇が目立ってしまうため注意しましょう。気になる赤みやシミは、部分的にコンシーラーでカバーするだけで十分です。
さらに、フェイスパウダーでTゾーンやあご先など光を集めやすい部分だけを軽く押さえると、視線が唇以外に分散されます。唇周りは軽めにパウダーをのせて乾燥を防ぎつつ、マット感を出すことでボリュームが抑えられて見えます。
全体のトーンは首の色と合わせて統一することが大切です。首との色差があると顔の中心に視線が集まり、唇の厚みが強調されやすくなります。
POINT:ベースメイクでは「薄く均一」「部分カバー」「視線分散」の3つを意識すると、唇の厚みを自然に目立たなくできます。
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ハイライトとシェーディングでたらこ唇を薄く見せるメイク術
ハイライトとシェーディングは、光と影を操って顔の立体感を調整できる便利なメイクテクニックです。たらこ唇を自然に薄く見せたい場合は、この“錯覚効果”を活用するのが効果的です。
まず、下唇のすぐ下(あごとの境目部分)に薄めのブラウン系シェーディングをふんわり入れましょう。影ができることで下唇が引き締まって見え、全体のボリューム感が控えめに映ります。色は肌より少し暗め程度にとどめ、境目はブラシでしっかりぼかすのが自然に仕上げるコツです。
次に、上唇の山(キューピッドボウ)や口角のやや上に、ごく少量のハイライトをのせます。光が集まることで上唇の縦幅が目立ちにくくなり、輪郭が引き締まった印象になります。ハイライトはパール感が控えめなタイプを選ぶと、派手にならず日常使いにもぴったりです。
全体を仕上げるときは、口元だけでなく鼻筋や頬骨などにも軽くハイライトをのせて、顔全体のバランスを整えるとより自然な仕上がりになります。
POINT:影で口元を引き締め、光で輪郭をすっきり見せる。足しすぎず「ほんのり」を意識するのが成功のカギ。
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唇を薄くするメイクのQ&Aと唇がたらこにならないケア方法

自宅でできる唇を薄くするケア方法
唇を薄くするメイクだけでなく、自宅でのケアでもたらこ唇の印象をやわらげることは可能です。特に、むくみや乾燥が原因で唇がより厚く見えてしまう場合、日々の習慣で少しずつ変化を感じられます。
むくみを取る唇マッサージ
朝起きたときに唇がぷっくり見えるのは、血流やリンパの滞りによるむくみの可能性があります。指の腹で唇全体をやさしく円を描くようにマッサージし、そのまま耳下腺やフェイスラインに向かって流すと余分な水分が抜けやすくなります。摩擦を防ぐために、リップ美容液や保湿用オイルを併用するとより効果的です。
唇パックで角質をオフ
古い角質が残ると唇の表面が硬くなり、ボリューム感が強調されてしまいます。週に1〜2回、はちみつやオリーブオイルを唇に塗り、ラップで数分覆う保湿パックを行いましょう。その後、濡らしたタオルでやさしく拭き取ると、唇がやわらかくなり、唇 薄く する メイクのノリもアップします。市販のリップスクラブを使う場合は、粒子が細かく低刺激のものを選び、強くこすらないように注意してください。
POINT:むくみを取って角質を整えることで、唇を薄くするメイクの効果を最大限に引き出せます。
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唇を薄くするメイクについてのQ&A
ここでは、唇を薄く見せるメイクやリップケアについてよくある質問にお答えします。実際の悩みに沿ったアドバイスで、すぐに取り入れられるポイントをまとめました。
Q:マットリップが苦手です。ツヤ系リップでも唇を薄く見せられますか?
A:ツヤ系でも可能です。輪郭部分のツヤを抑え、中央にだけ軽くグロスをのせると縦幅が控えめに見えます。
Q:下唇だけ厚い場合のメイク方法は?
A:下唇の輪郭をコンシーラーで少し内側に修正し、上唇の山にハイライトをのせるとバランスが整います。
Q:唇を薄く見せるために効果的なのは何色ですか?
A:青みローズやくすみピンクなどの中間色が効果的です。明るすぎる色は膨張して見えるので避けましょう。
Q:唇の厚みはダイエットで変わりますか?
A:脂肪の減少で若干変化することはありますが、大きな変化は難しいです。むくみ対策やメイクでの調整が現実的です。
Q:唇を薄く見せたい場合、寝る前のケアで意識すべきことは?
A:むくみを取ることと、表面をなめらかに保つことです。寝る前に高保湿のリップバームやワセリンを塗って乾燥を防ぎ、翌朝のメイクのりを良くします。特にたらこ唇が気になる方は、就寝前に軽く唇マッサージをして余分な水分を流すと、翌日の唇がすっきり見えやすくなります。
唇の厚みや形は一人ひとり違いますが、日々のケアとメイクの工夫で、印象は大きく変わります。この記事で紹介した方法を試しながら、自分に合った“薄見せ”テクニックを見つけてください。自分らしい魅力を活かしつつ、気になる部分を自然にカバーできれば、自信を持って笑顔になれるはずです。
[出典]FASHION SPOT、SELF、inStyle