メイクをしても毛穴が浮き出て見える…。そんなお悩みは、化粧下地の選び方と使い方で変わってきます。毛穴カバーに特化した下地で、なめらか美肌を叶えましょう。
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【この記事のポイント】
- 毛穴が目立つ原因をタイプ別に解説
- 化粧下地の毛穴カバー効果の仕組みを紹介
- 化粧下地を使う前に重要なベース作りのコツ
- 毛穴カバーに適した下地の特徴をチェック
化粧下地で毛穴カバーを成功させる基本

毛穴が目立つ原因とその種類とは
化粧下地で毛穴をカバーするためには、まず「毛穴がなぜ目立つのか」を理解することが大切です。実は、毛穴にはいくつかのタイプがあり、それぞれ原因や特徴が異なります。以下の表で、代表的な3種類の毛穴の特徴を整理しました。
毛穴タイプ | 主な原因 | 特徴 |
---|---|---|
詰まり毛穴 | 皮脂や角質の蓄積 | 黒ずみや角栓が見えやすく、いちご鼻のように見える |
開き毛穴 | 過剰な皮脂分泌 | 常に毛穴が開いた状態で、ざらつきや毛穴落ちしやすい |
たるみ毛穴 | 加齢や乾燥による肌のハリ不足 | 毛穴が縦長に伸びて頬に影ができやすい |
このように、毛穴の目立ち方にはタイプがあり、それぞれに適したアプローチが求められます。自分の毛穴タイプを把握することで、化粧下地によるカバー効果をより高めることができます。
POINT
毛穴カバーの第一歩は、自分の毛穴タイプを知ることから。下地選びも変わってきます。
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化粧下地で毛穴を目立たなくする理由
ファンデーションだけでは毛穴がカバーしきれない理由は、凹凸に沿ってムラになりやすく、光の反射でかえって毛穴が強調されてしまうからです。ここで大活躍するのが、毛穴をぼかすための化粧下地。
毛穴カバー力のある化粧下地は、主に2つの働きを担っています。ひとつは「肌表面の凹凸をなめらかに整えること」。微粒子のパウダーやシリコン成分などが、毛穴のくぼみにフィットしてフラットな状態を演出します。
もうひとつが「光を拡散して毛穴の影を飛ばす効果」。これは微細なパールやぼかし成分を含む下地によく見られるもので、影の存在感を抑えて、つるんとした肌に見せてくれます。
さらに、皮脂吸着成分を含む下地であれば、時間が経ってもテカリや毛穴落ちを防ぎ、化粧崩れを抑えてくれるのも嬉しいポイント。スキンケアで整えた肌に、下地で“仕込む”ことで、毛穴カバーの完成度がぐっと上がります。
POINT
毛穴をカバーする下地は、凹凸補正と光の拡散、皮脂コントロールの3機能がポイントです。
毛穴カバーにはベース作りが重要
化粧下地を塗る前に、肌をどれだけ整えられるかで仕上がりに差が出ます。毛穴が開いている肌に直接下地を乗せても、皮脂や乾燥でムラになってしまうことがあるからです。
朝のスキンケアで最も大切なのは「保湿」と「水分と油分のバランス」。化粧水や乳液で肌を柔らかく整えておくことで、下地の密着力が上がり、毛穴の凹凸にもなじみやすくなります。
また、化粧水の後にいきなり下地を塗るのではなく、乳液やクリームで肌を“ふっくら”と整えることも重要。ここで油分が多すぎるとメイク崩れの原因になるので、自分の肌質に合った保湿剤を選ぶのがポイントです。
毛穴が気になる部分には、ティッシュで軽く油分を押さえてから下地を重ねるなど、部分的な調整も仕上がりを左右します。
POINT
ベース作りで毛穴カバー力は倍増。下地の前に「保湿」と「油分調整」を忘れずに。
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毛穴カバー力が高い下地の特徴を知る
毛穴をしっかりカバーしたいときに選びたいのが、“毛穴補正効果”に優れた化粧下地です。ここでは、どんなテクスチャーや成分が毛穴カバーに向いているのかを見ていきましょう。
まず、テクスチャーはやや固めで、クリーミーすぎず、伸ばしたときにピタッと密着するタイプがおすすめです。これは毛穴の凹凸にしっかり入り込み、フラットな肌表面を作りやすいためです。
また、シリコン系成分が含まれている下地は、毛穴を物理的に埋めながら、ファンデの密着力もサポートしてくれるため、化粧持ちにも優れています。
近年注目されているのが、皮脂コントロール成分(例:シリカ、パウダー系)や、光を散乱させるソフトフォーカス効果をもつ成分。これらを含んだ下地は、時間が経っても毛穴の目立ちを抑え、長時間の仕上がりキープに繋がります。
POINT
毛穴カバー下地は「密着感」「皮脂ブロック」「光の拡散」の3点で選ぶのがコツです。
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毛穴カバーに適した化粧下地の選び方と使い方

テカリと毛穴に強い下地の見分け方
毛穴が気になる人にとって、テカリと毛穴を同時に抑えられる化粧下地を選ぶのは非常に重要です。とくに皮脂の分泌が多いTゾーンでは、時間が経つにつれて毛穴が開きやすく、化粧崩れとともに毛穴の目立ちが加速することがあります。そこでカギとなるのが、皮脂コントロール力に優れた化粧下地です。
まず注目したいのが、皮脂吸着成分として知られる「シリカ」や「マイカ」「パウダー系成分」。これらは過剰な皮脂を吸着し、肌表面のテカリを防ぎつつ、毛穴の凹凸をなめらかに整える作用があります。また、オイルフリー処方やノンコメドジェニック処方と記載されている下地は、毛穴に詰まりにくく、ニキビや角栓の原因になりにくいため、毛穴が詰まりやすい肌質の人には特におすすめです。
もうひとつの注目ポイントは、下地の仕上がりタイプ。「マット」や「セミマット」といった表記のあるものは、ツヤよりも皮脂を抑える設計がされており、毛穴の影を飛ばしやすい処方になっています。逆に、ツヤタイプの下地は光を反射させることで肌にハリ感を演出できますが、毛穴の深さや影が気になる方には向かない場合もあります。
使用感にも注目を。塗った瞬間にサラッとした感触に変わる“スフレ系”や“ジェルクリーム系”は、毛穴にフィットしやすく、化粧下地で毛穴カバーを目指す方には相性抜群です。
POINT
「皮脂吸着成分配合」「マット系の仕上がり」「オイルフリー処方」——この3つが、テカリと毛穴に強い化粧下地選びのヒントです。
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毛穴落ちを防ぐ下地の塗り方のコツ
どんなに優れた化粧下地でも、塗り方を間違えてしまうと毛穴カバーの効果は半減してしまいます。特に「毛穴落ち」と呼ばれる現象は、ファンデーションが毛穴に入り込んでしまい、かえって毛穴が目立つというもの。これは下地の塗り方次第で防ぐことが可能です。
まず大前提として、化粧下地は一度に多くの量を塗り広げるのではなく、少量ずつ丁寧に重ねていくのがポイントです。特に毛穴が気になる部分には、指先でポンポンと押し込むように“スタンプ塗り”をすることで、下地がしっかりとフィットし、凹凸を均一にカバーしてくれます。
塗る順番も重要です。まずは顔の中心から外側に向かって薄く伸ばし、最後に毛穴が目立ちやすい小鼻や頬、額などには少量を追加して仕込むイメージで。指先を使うことで体温が加わり、下地の密着力がアップします。スポンジを使う場合は、あらかじめ軽く水を含ませてしっかり絞ったものを使用するのがおすすめです。
また、下地を塗った後はすぐにファンデーションを重ねるのではなく、10〜20秒ほど“なじませタイム”を取ることで、より安定したベースが完成します。表面がさらっとしてから次の工程へ移ると、毛穴落ちしにくくなります。
POINT
毛穴落ちを防ぐには「スタンプ塗り」「部分重ね」「なじませタイム」の3ステップがカギ。量より塗り方が仕上がりを左右します。
肌タイプ別に選ぶべき下地の質感
化粧下地で毛穴をカバーするには、自分の肌質に合った“質感”のものを選ぶことがとても重要です。同じ毛穴悩みでも、乾燥肌と脂性肌では適した下地のタイプがまったく異なります。
たとえば乾燥肌の人が皮脂抑制系のマットな下地を選んでしまうと、逆にカサつきが目立って毛穴が悪目立ちすることも。一方で、脂性肌の人が保湿系のツヤタイプを使うと、すぐにテカって化粧崩れの原因に。だからこそ、肌タイプ別に適した下地を使い分けることが大切です。
肌タイプ | おすすめの下地質感 |
---|---|
乾燥肌 | しっとり系/ツヤタイプ/保湿成分配合 |
脂性肌 | マット系/皮脂吸着タイプ/オイルフリー |
混合肌 | 部位別に質感を使い分け(Tゾーンは皮脂対策、頬は保湿) |
また、季節によっても肌の状態は変化します。春夏は皮脂対策重視、秋冬は保湿重視といったように、気候や肌コンディションに応じて下地の質感を切り替えることで、より高い毛穴カバー効果が得られます。
POINT
「肌質×季節」で下地の質感を選ぶと、毛穴カバー力がぐっとアップ。1本で済ませず、複数持ちがベストです。
毛穴カバー力のある下地の見極め方
毛穴をしっかりカバーしてくれる化粧下地が欲しい。でも、パッと見ただけでは何が良いのか分からない…そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?実は、見るべきポイントを押さえれば、自分に合った毛穴カバー下地を見極めることができます。
まずチェックしたいのは、商品の「パッケージ表記」。たとえば「ポアレス」「毛穴ぼかし」「凹凸補正」「毛穴レス肌」といった表現がある下地は、毛穴カバーを目的に設計されている可能性が高いです。これらの言葉は、毛穴の悩みに特化した処方がされているサインです。
次に注目したいのが配合成分。代表的なのは、シリコン系成分(例:ジメチコン、シクロペンタシロキサン)です。これらは肌の表面をなめらかに整え、毛穴の凹凸をふんわりカバーしてくれる働きがあります。さらに、シリカや酸化亜鉛などの皮脂吸着成分が含まれていると、テカリや崩れも抑えてくれるので、毛穴の目立ちにくい肌が長時間続きやすくなります。
そして忘れてはならないのが、仕上がりの質感。毛穴カバーには「セミマット」や「ナチュラルマット」タイプが向いています。こうした下地は、光をやわらかく拡散して毛穴の影を飛ばす「ソフトフォーカス効果」があるため、見た目にも凹凸が目立ちにくくなるのです。店頭で試せる場合は、手の甲や頬に塗って、毛穴や小ジワの見え方がどう変わるかチェックしてみましょう。
POINT
毛穴カバー下地を選ぶコツは「パッケージ表記」「配合成分」「仕上がり質感」の3つをよくチェックすること。迷ったらこの3点を確認してみて。
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化粧下地で毛穴カバーを実感するために

化粧下地で毛穴カバーは本当にできる?Q&A
「本当に下地で毛穴って隠れるの?」「崩れないの?」という声にお応えするため、よくある疑問をまとめました。気になる悩みはここで解消して、明日のメイクから実践してみてください。
Q:毛穴の黒ずみにも化粧下地は効果がありますか?
A:下地は黒ずみ自体を消すものではありませんが、微細パールや光拡散成分により、黒ずみをぼかして目立たなくする効果が期待できます。
Q:下地だけでも毛穴カバーできますか?
A:カバー力のある下地を正しく塗れば、ファンデなしでも毛穴の目立ちが気にならなくなるケースもあります。ナチュラルメイク派にはおすすめです。
Q:毛穴にファンデが落ち込むのを防ぐ方法は?
A:下地をしっかりと“スタンプ塗り”し、数十秒なじませてからファンデを重ねると、毛穴落ちしにくくなります。密着感が高まるのもポイント。
Q:毛穴用下地は全顔に使っても大丈夫?
A:部分用の毛穴下地は基本的にTゾーンや頬など毛穴が気になる部分に使用するのがベスト。全顔には向かないものもあるため注意が必要です。
Q:下地とファンデの相性が悪いときの対処法は?
A:仕上がりの質感(マット・ツヤ)やベースの油分量が合っていない可能性があります。スキンケアも含め、同シリーズで揃えると安定しやすいです。
どんな化粧下地でも、正しい使い方と肌に合ったアイテムを選べば、毛穴カバーの効果をしっかりと実感できます。
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化粧下地で毛穴カバーに成功した人の声
長年いちご鼻が気になっていて、朝メイクしても午後にはポツポツと黒ずみが浮き出てしまうのが悩みでした。毛穴用の化粧下地を使い始めてからは、表面がつるんとして毛穴も影も目立ちにくくなり、メイク直しの回数が減りました。
[30代女性 Xより]
化粧下地でここまで変わるとは思っていませんでした。ファンデだけではどうしても隠しきれなかった頬の開き毛穴が、ベースから整えるだけで自然にぼかせるようになり、肌に自信が持てるように。
[40代女性 instagramより]
もともと脂性肌で毛穴がすごく開いているタイプ。皮脂崩れ防止成分入りの下地に変えたら、テカリと毛穴の両方が落ち着いてきました。マット系なのに乾燥しないのも好印象です。
[20代女性 Xより]
下地を重ねすぎず、ピンポイントで使うようにしたら毛穴落ちがかなり減りました。使い方のコツもあるけれど、やっぱり下地の力は偉大。Tゾーンと頬だけ部分使いしています。
[30代女性 instagramより]
毛穴は正しい下地選びと使い方で印象が変わります。自分の肌と向き合いながら、毛穴カバーの“仕込み”を日常に取り入れてみてください。
[出典]J-STAGE 日本香粧品学会誌Vol. 43, No. 2, pp. 119–127 (2019)、National Library of Medicine、Research Gate