朝のメイクでほんの数秒迷うだけでも慌ただしい1日のリズムは崩れがち。特にチークの入れ方は顔全体の印象を左右するからこそ、迷わず仕上げたいポイントです。2025年のトレンドを意識したチークの入れ方を取り入れることで、丸顔や面長といった顔型に合わせた印象操作もスマートに叶います。
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【この記事のポイント】
- 2025年秋のチークの入れ方の丸顔・面長など顏型別のトレンドを解説
- 丸顔・面長・四角顔など顔型別のチークの入れ方を紹介
- 仕上がりを格上げする実践的なチークのテクニックを提案
- よくある疑問に答えるQ&Aでチークの入れ方をさらにマスター
2025年のチークの入れ方で押さえておきたい基本ポイント

2025年秋のチークトレンドは「自然な血色感」が主流
2025年秋のチークトレンドは「塗っている感」を前に出さず、素肌にほんのり血色が差したような仕上がりが支持されています。特にオフィスや日常シーンではナチュラルな印象が求められることが多く、派手さよりも透明感と健康的な肌ツヤが注目されているのが特徴です。リキッドやクリームタイプのチークを薄く伸ばし、肌に溶け込むように仕上げる方法はトレンドの中心。パウダータイプも柔らかいブラシを使ってふんわりとのせれば、軽やかでフレッシュな仕上がりが叶います。
また、トレンドカラーとしてはピーチやベージュピンクといった万能色に加え、秋らしいテラコッタ系も人気が高まっています。色を乗せすぎず、輪郭をぼかして肌に溶け込ませることが2025年のチークの入れ方の基本です。
POINT
「血色感」を意識し、肌に自然になじむ薄づきが2025年秋のチークの決め手。
ベースメイクとのバランスが仕上がりを左右する
チークの仕上がりは単体で語れません。2025年のチークの入れ方では、ベースメイクとの調和が重要視されています。例えば、ツヤ感の強いファンデーションを使用している場合は、クリームチークを重ねると統一感が生まれやすく、逆にマットな仕上がりにしたいときはパウダーチークを選ぶと自然にまとまります。
また、下地の段階でトーンアップをしているかどうかでもチークの発色は変わってきます。肌がワントーン明るく整っていると、薄づきのチークでも十分に存在感を発揮でき、逆に肌色が暗めのときにはやや鮮やかな色を選ぶとメリハリが出ます。ベースメイクの質感に合わせてチークの種類を変えるのは、プロのメイクアップアーティストが実践している基本のテクニックです。
POINT
ベースの質感とチークのタイプを合わせることで、メイク全体が自然にまとまる。
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肌色や季節感に合わせたチークカラーの選び方
チークの色選びは、肌のトーンや季節感に大きく左右されます。2025年のチークの入れ方で意識したいのは「肌を引き立てるカラー選び」です。日本人の肌色は大きく分けてブルーベースとイエローベースに分かれ、それぞれに似合うカラーがあります。ブルーベースには青みがかったピンクやローズ系が映え、イエローベースにはオレンジやコーラル系がなじみやすいとされています。
さらに季節に合わせた選び方もおすすめです。秋冬には深みのあるテラコッタやワインカラーを選ぶと季節感が出て、大人っぽい印象に仕上がります。一方で春夏は明るいピーチやアプリコットなど、軽やかでフレッシュなカラーが肌を明るく見せてくれるでしょう。
肌タイプ | 似合うカラー |
---|---|
ブルーベース | ローズ、青みピンク |
イエローベース | コーラル、オレンジ |
POINT
肌色と季節感を掛け合わせてカラーを選ぶと、顔全体の印象が格段にアップ。
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2025年のチークの入れ方を顔型別に解説

丸顔をすっきり大人っぽく見せるチークの入れ方
丸顔は顔の縦と横の比率が近く、輪郭が柔らかい曲線を描いているのが特徴です。頬がふっくらしているため可愛らしい印象を持たれやすいですが、幼く見られたり、フェイスラインがぼやけて見えることもあります。自分が丸顔かどうかを判断する目安は「頬に丸みがあり、顔の輪郭全体がほぼ円形に近いかどうか」です。写真を撮ったときに顔の横幅が強調されやすい人も丸顔の傾向があります。
2025年秋冬のチークの入れ方では、頬の中央からこめかみに向かって斜めにラインを描くようにのせる方法が主流になっています。これにより縦のラインが強調され、丸い輪郭がすっきり見えて大人っぽい雰囲気に。カラーは落ち着きのあるベージュピンクやローズ系が特におすすめです。ナチュラルで上品な血色感を与えつつ、丸顔特有の甘さを引き締めてくれます。秋冬は深みのある色味が映える季節でもあるため、少しブラウンニュアンスを含むカラーを使うと、さらにシックな印象に仕上がります。
POINT
丸顔は「斜めライン」を意識してチークを入れると、フェイスラインが引き締まり大人の印象に。秋冬は深みのあるローズ系で季節感も演出。
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面長をバランスよく整えるチークのテクニック
面長の特徴は、顔の縦幅が横幅よりも長く、顎のラインがシャープに見える点です。大人っぽく知的な雰囲気を与える反面、場合によっては寂しげに見られることもあります。自分が面長かどうかを知る目安は「顔の横幅より縦幅が明らかに長く、額から顎にかけてのラインが細長い」かどうかです。笑ったときに頬の位置がやや下に見える人も面長の傾向があります。
2025年秋冬のチークの入れ方は、頬の中央に横長に広がるように入れるのがポイント。横のラインを強調することで、縦の長さが中和されバランスが整います。カラーは明るめのピーチやコーラル系がおすすめ。血色感を自然に与えつつ、華やかで健康的な印象に導いてくれます。特に秋冬は顔色がくすみがちになる季節。明るめのカラーを選ぶことで透明感が増し、活発な印象もプラスされます。
POINT
面長は「横に広がるチーク」で縦の印象をやわらげるのが鉄則。ピーチ系カラーを選べば秋冬でも明るい表情に。
逆三角形(ハート型)顔をやわらかく見せるチークの工夫
逆三角形の顔型は、額が広めで顎が細いのが特徴です。シャープでクールな雰囲気を持ち、知的で大人っぽい印象を与えますが、ときに冷たく見られてしまうこともあります。自分が逆三角形かどうかを確認するポイントは「額が横に広く、顎先が細く尖って見える」かどうかです。鏡で見たときにフェイスラインが逆三角形に近い人はこのタイプです。
2025年秋冬のチークの入れ方では、頬骨のやや下から外側にかけて丸みを意識してのせるのがベスト。下部にチークを置くことで、シャープなラインに柔らかさを加えることができます。アプリコットやピンク系のカラーを軽く重ねると女性らしい印象が引き立ち、優しい雰囲気に整います。秋冬はローズ系や少し深みのあるピンクを選ぶと、シーズンらしい落ち着きと温かみを同時に演出できます。
POINT
逆三角形は「頬下に丸み」を与えるのがカギ。秋冬はローズ系を使うと、クールさと温かみのバランスが取れる。
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四角顔のシャープさをやさしく和らげるチークのポイント
四角顔の特徴は、エラがしっかりしていて輪郭が直線的に見える点です。フェイスラインが強調されやすく、落ち着いた印象や力強さを感じさせますが、ときに硬さや近寄りがたい印象につながることもあります。自分が四角顔かどうかを確認するには、顔の横幅が広く、あごのラインが直線的であるかどうかをチェックするとわかりやすいです。
2025年秋のチークの入れ方では、頬骨のやや高めの位置から楕円を描くようにふんわり色をのせるのがおすすめです。エラ部分に視線が集まらないよう、顔の中心寄りに重点を置くと全体がやわらかく仕上がります。特に秋は落ち着いたトーンのメイクが好まれるため、ピンクベージュやローズ系のチークが自然に溶け込み、四角顔のシャープさを中和してくれます。
また、ブラシで強くこすらず、軽くタップするようにのせるとふんわりとした血色感が出やすくなります。仕上げに少し外側へぼかすと、硬い輪郭がやわらぎ女性らしい印象に変化します。秋ファッションとの相性を考えると、深みのあるバーガンディやテラコッタをうっすら重ねても上品で季節感のある雰囲気に仕上がります。
POINT
四角顔は「頬の高め位置に楕円」で血色をプラス。秋は落ち着きのあるベージュやローズがやさしい雰囲気を演出。
卵型だからこそ楽しめる2025年流のチークアレンジ
卵型の顔は、縦と横のバランスが取れており理想的とされる輪郭です。頬やあごのラインに大きな特徴がなく、全体に滑らかな印象を持ちやすいのが卵型の特徴。自分が卵型かどうかを判断する目安は「顔の縦横比がほぼ1.4前後で、額からあごまでのラインが自然に整っている」かどうかです。卵型は基本的にどんなチークの入れ方も似合いやすく、アレンジの幅が広いのが強み。
2025年秋のチークの入れ方では、トレンドの「ナチュラル血色感」をベースにしながら、季節のカラーを遊び心で取り入れるのがおすすめ。例えば頬の中央にやや丸くのせればキュートな印象に、頬骨に沿って斜めに入れればスタイリッシュに仕上がります。卵型はどの角度から見てもバランスが取りやすいため、シーンやファッションに合わせて自由にチークを楽しめるのが魅力です。
秋からは温かみのあるテラコッタやベリー系カラーを取り入れると、季節感を演出しつつ肌を美しく見せられます。また、ハイライトを頬骨の高い位置に加えると透明感が増し、秋特有のファッションの重さも軽やかに見せてくれる効果があります。卵型の人は流行を最も柔軟に楽しめる顔型かもしれません。
POINT
卵型は自由度の高さが魅力。2025年秋はテラコッタやベリーで遊び心をプラスし、トレンドを先取り。
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2025年のチークの入れ方で仕上がりを高める実践テク

ブラシ・パフ・指を使い分けて仕上がりをコントロール
チークの仕上がりはツールによって大きく変化します。ブラシはふんわりとした発色を出すのに最適で、広範囲にナチュラルに色を広げたいときにおすすめです。パフはクリームチークやリキッドチークを密着させたいときに便利で、肌へのフィット感を高めてヨレを防いでくれます。そして指を使えば体温でチークを溶かすように肌になじませられるため、ツヤ感を出したいときに最適。
特に秋冬は乾燥が気になる季節。粉っぽさを避けるためにブラシだけでなく指やパフを組み合わせると、仕上がりが格段に美しくなります。ツールごとの特徴を理解して、シーンに合わせて選ぶことが2025年流のチークの入れ方です。
POINT
ブラシはふんわり、パフは密着、指はツヤ感。ツールを使い分けて秋冬のチークを格上げ。
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パウダー・リキッド・クリームチークの違いと選び方
チークは同じカラーでも質感が違うだけで仕上がりの印象が大きく変わります。まず、パウダーチークはさらっと軽やかで扱いやすく、メイク初心者でも失敗しにくいのが魅力です。ふんわりとした発色で重ねやすく、オフィスなど清潔感を重視したいシーンに向いています。皮脂を抑える効果もあるため、崩れにくさを重視する方におすすめ。
リキッドチークは肌に密着しやすく、内側からにじむような自然な血色感を演出できます。少量でも発色が良く、みずみずしい質感が長時間続くのが特徴です。ナチュラルに見せたい日や、乾燥と皮脂の両方が気になる混合肌の方に相性が良いアイテムです。
クリームチークはしっとりとした質感で、ツヤをプラスしたいときに活躍します。乾燥しやすい秋冬には特に人気で、指で軽くたたき込むようになじませると肌に溶け込むように色づきます。ファンデーションの種類を選ばず使いやすいのもメリットで、素肌感を大切にしたいときにぴったり。
より立体感を出したい場合は、クリームチークでベースを仕込んでから、同系色のパウダーを上から重ねる「ダブルチーク」がおすすめ。こうすることで色持ちが良くなるだけでなく、ツヤとふんわり感の両立が可能になります。仕上がりやシーンに合わせて質感を選び、自在に使い分けることが美しいメイクの近道です。
タイプ | 特徴 | おすすめのシーン |
---|---|---|
パウダー | 軽やかで崩れにくい | オフィスメイクや汗をかきやすい日 |
リキッド | 自然な血色感が長持ち | ナチュラルに見せたい日 |
クリーム | ツヤと保湿感をプラス | 乾燥が気になる秋冬や夜メイク |
POINT
仕上がりや肌質に合わせて質感を選ぶのが正解。重ね使いで色持ちと立体感を同時に叶えよう。
忙しい朝に役立つ時短チークのコツ
朝の支度は時間との勝負。スキンケアからベースメイクまでを終えると、チークにじっくり取り組む余裕がない方も多いでしょう。そんなときに便利なのが、マルチアイテムを使った時短テクニックです。リップ&チーク兼用のバームタイプは、ポーチに一つあるだけでとても心強い存在。指先で頬に軽くポンポンとのせるだけで血色感が出て、リップとカラーを揃えれば統一感のある仕上がりが一瞬で完成します。
さらに応用できるのが、ベースメイクの仕上げに残ったリキッドファンデーションとチークを少量混ぜてのせる方法。ファンデの密着力で色持ちが良くなり、短時間でもナチュラルなツヤがプラスされます。特に秋冬は乾燥やくすみが気になりやすい季節。ベースにほんのり血色を仕込むだけで、顔色全体が明るく見える効果があります。
もう一つのコツは、広げすぎずに「ポイントを絞る」こと。頬の中央に色を集中させると、数秒の作業でも顔全体がぱっと華やぎます。時間がある日はそこから外側に向けて軽くぼかせば、より洗練された印象に。逆に時間がない日は中央だけで十分です。
POINT
マルチアイテムやクリームタイプを使えば、道具いらずで短時間でも血色感とツヤを演出できる。
2025年のチークの入れ方のQ&A
ここでは、読者から寄せられやすいチークに関する質問に答えていきます。基本から2025年のトレンドまで幅広く押さえておけば、明日からのメイクがぐっと楽になります。
Q:丸顔なのですが、チークを入れると頬が強調されて余計に大きく見えます。
A:丸顔は頬の中央に丸くチークをのせるとふっくら感が出やすいです。視線を縦に誘導するように、頬骨からこめかみに向かって斜めに色をのせるとすっきり見えます。ナチュラルなベージュピンクなら大人っぽさもプラスできます。
Q:面長で老けて見られるのが悩みです。若々しく見えるチークの使い方はありますか?
A:面長は頬の中央に横長に広げると、縦の長さが和らぎバランスが整います。ピーチやコーラルなど明るい色を選ぶと血色感が加わり、若々しく見えます。秋冬なら少し温かみのあるオレンジ寄りのカラーもおすすめです。
Q:チークがすぐに消えてしまいます。長持ちさせる方法はありますか?
A:肌に密着させる工夫をすると持ちが変わります。クリームやリキッドを薄く仕込んだあとに、同系色のパウダーを重ねる「ダブル使い」が効果的。秋冬は乾燥もあるので、保湿をしっかりしてからのせると色もちも安定します。
Q:普段はオフィスメイクですが、休日は華やかに見せたいです。チークはどう変えればいいですか?
A:シーンに合わせて入れ方を変えるのがポイントです。オフィスでは頬骨に沿って控えめに入れると清潔感が出ます。休日は少し広めに丸くのせると華やかな雰囲気に。トーンを変えるだけでも印象が大きく変わります。
Q:自分の顔型がよくわかりません。どう見分ければいいですか?
A:鏡で正面から見たときの輪郭を観察するとわかりやすいです。丸顔は頬がふっくら、面長は縦が長め、逆三角形は額が広く顎が細い、四角顔はエラがしっかり、卵型はバランスが良いのが特徴。顔型を把握すると、チークの入れ方も迷わず選べます。
チークの悩みは人それぞれですが、ちょっとした入れ方の工夫で印象は大きく変わります。2025年秋冬の流行カラーや質感も取り入れながら、自分らしいメイクを楽しんでみてください。
[出典]L’Oréal Paris、VOGUE、Jane Iredale