季節の変わり目や冬の乾燥した空気のなかで、風邪を引かずに乗り切るには、適切な予防方法の積み重ねが重要です。日常生活の中でできる風邪予防の方法として、ビタミンCなどの栄養素や、快適な生活環境の整え方に注目してみましょう。
【この記事のポイント】
- アロマや湿度調整など、環境から整える風邪予防の実践方法を紹介
- ビタミンCを中心とした食材や、免疫を整える栄養の選び方を解説
- 梅干しやヨーグルトなど、ビタミンC以外の風邪予防のおすすめ食材も紹介
- 美味しくて続けやすい風邪予防レシピを3品提案
環境から見直す風邪の予防方法

アロマの香りがもたらす空間除菌とリラックス効果
風邪の予防方法として、空間の整備は意外と見落とされがち。でも実は、空気中に漂うウイルスの拡散を抑えたり、心身の緊張を和らげたりする“環境づくり”こそ、風邪に強い体を保つ秘訣なんです。特におすすめなのが、アロマの活用。
ユーカリやティートゥリー、ラベンダーなどの精油には、抗菌・抗ウイルス作用が期待できる成分が含まれています。ディフューザーを使えば、空間を心地よく保ちながら、風邪のリスクを減らすことができるのです。アロマの香りは、交感神経と副交感神経のバランスを整える手助けにもなるので、ストレスで免疫が下がっていると感じるときにも◎。
POINT:ユーカリやティートゥリー精油は、空間除菌とストレス緩和を同時に叶える万能アロマ
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室内温湿度のバランスを保って風邪を防ぐ
寒くなると暖房が欠かせませんが、部屋が乾燥しすぎると喉や鼻の粘膜が弱まり、風邪のウイルスが侵入しやすくなってしまいます。実は風邪の予防方法として、室内の温度と湿度をしっかり整えることもとても大切。
理想的な室温は20〜22度、湿度は40〜60%。湿度が低すぎるとウイルスが空気中を漂いやすくなりますが、湿度が高すぎてもカビやダニの原因に。加湿器や濡れタオルを使ったり、観葉植物を置いたりして、ナチュラルに湿度をキープする工夫をしてみてください。
POINT:加湿と適温の維持は、喉の粘膜を守ってウイルスの侵入を防ぐベースケア
寝具環境を整えて夜間の免疫力を守る
風邪の予防は、日中の過ごし方だけではなく、夜の眠りの質にも大きく関係します。寝ている間に体が冷えすぎたり、布団の中の湿度が快適でなかったりすると、免疫力の低下につながってしまうことも。
温かさを保ちつつもムレない寝具を選ぶことが重要です。吸湿性の高い綿素材や、体温に合わせて温度調整できる掛け布団、さらには静電気を防ぐ寝具カバーなどを使うと快適に眠れます。また、布団をこまめに干す・掃除機でダニ対策をするなど、清潔を保つことも忘れずに。
POINT:寝具の通気性・保温性・清潔さが、夜間の免疫維持に直結
食べ物で風邪を予防する方法|ビタミンC以外も紹介

風邪予防の代表格はビタミンC!日常的に摂るべき理由を徹底解説
風邪予防の方法として最初に名前が挙がる栄養素といえば、やはりビタミンCです。体内で自ら合成できないこの栄養素は、毎日の食事からこまめに補う必要があります。しかも水溶性で体内に蓄積されにくく、余分な分はすぐに排出されてしまう性質のため、意識的な摂取が重要になります。
ビタミンCには、免疫機能を高める役割があります。風邪のウイルスに立ち向かう白血球の働きを活性化し、外部からの侵入者に素早く対応できるよう体を整えます。また、体内の酸化を防ぐ抗酸化作用にも優れ、ストレスや紫外線といった外的要因から体を守る強い味方です。
特に働く女性や育児中のママなど、日々ストレスにさらされている方にとって、ビタミンCは免疫サポートだけでなく、美容やメンタルの安定にも関わる心強い存在。季節の変わり目や風邪が流行る時期には、より積極的な摂取が求められます。
POINT:風邪予防に欠かせないビタミンCは、毎日少しずつ補うのがカギ。美容やストレス対策にも役立つ万能栄養素です。
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風邪の時に特におすすめのビタミンC食材
ビタミンCが豊富な食材はたくさんありますが、風邪予防の方法としては「毎日続けられること」がポイント。手軽に食べられて、加熱にも強い食材を選ぶと効率的です。
代表的なビタミンC豊富食材には以下があります:
| 食材 | 含有量(mg/100g) |
|---|---|
| 赤パプリカ | 170 |
| ブロッコリー | 120 |
| キウイフルーツ | 69 |
赤パプリカやブロッコリーは、加熱してもビタミンCの損失が少ないため、スープや炒め物など幅広く使えます。キウイは朝食やおやつとして取り入れやすく、食物繊維も豊富です。
POINT:赤パプリカとブロッコリーは加熱に強いビタミンC食材として風邪予防の心強い味方
ビタミンDもおすすめ、免疫細胞の働きを活性化して風邪予防に貢献
ビタミンDは、免疫細胞の働きを調整し、ウイルスや細菌に対する防御機能をサポートする役割があります。風邪の原因となる病原体が体内に侵入した際、白血球やマクロファージなどの免疫細胞が素早く対応するには、ビタミンDの存在が欠かせません。
さらに、ビタミンDには体内の炎症をコントロールする作用もあるため、風邪による喉の痛みや発熱といった不快症状を緩和する可能性もあります。冬場は日照時間が短くなることからビタミンDの合成量も減少しがち。そのため、食事から意識的に取り入れることが推奨されています。
風邪予防におすすめのビタミンDが豊富な食材には、以下のようなものがあります:
| 食材 | ビタミンD含有量(μg/100g) |
|---|---|
| 鮭(焼き) | 33.0 |
| しらす干し | 61.0 |
| 卵黄 | 5.0 |
特に鮭やしらすは、手軽に取り入れやすい上に味のアレンジも豊富。朝食の焼き魚や、おにぎりの具材、スープの具としても活躍してくれます。卵黄は調理方法によって吸収率が変わるため、半熟やスクランブルエッグでの摂取が◎。
POINT:冬の風邪予防方法にはビタミンDの摂取が不可欠。魚介類や卵で美味しく取り入れて、免疫力を高めておこう
梅干しもおすすめ、クエン酸で免疫力と疲労回復をサポート
梅干しは日本の伝統的な健康食材。実はビタミンCはあまり含まれていませんが、風邪予防の方法として注目されるのは「クエン酸」の働きです。クエン酸は体内のエネルギー代謝を助け、疲労物質である乳酸の分解をサポート。結果的に体力の回復を早めてくれます。
さらに、梅干しに含まれるポリフェノールや、抗菌作用のある成分も、体を風邪から守る手助けに。ごはんのお供にするだけでなく、はちみつ漬けやお湯に溶かした「梅湯」など、アレンジ次第で日常に取り入れやすいのも魅力です。
POINT:梅干しのクエン酸は風邪の回復を早め、殺菌作用も期待できる自然派サポート食材
ヨーグルトもおすすめ、乳酸菌が腸内環境を整えて免疫力をサポート
腸内環境と免疫機能は密接な関係があります。風邪予防の方法として、腸を整えることはとても大切。そんなときに役立つのが、乳酸菌を豊富に含むヨーグルトです。
腸には免疫細胞の約7割が集中しているといわれており、乳酸菌やビフィズス菌を毎日摂ることで、腸内の善玉菌が活性化し、外からのウイルスや菌への防御力が高まります。特に「LG21」「R-1」など特定の機能性ヨーグルトは、風邪の罹患率低下や免疫活性化に関する研究報告もあります。
POINT:乳酸菌入りヨーグルトは腸から免疫力を高め、風邪を寄せつけない体づくりに貢献
美味しいレシピで風邪予防にビタミンCを摂取する方法

柑橘とパプリカのサラダでビタミンCをしっかりチャージ
冬場は風邪のウイルスが活性化しやすく、体調を崩しがち。そんな時期こそ、カラフルなビタミンC食材を取り入れたサラダで、毎日の食卓に元気をプラスしましょう。特に柑橘系フルーツとパプリカの組み合わせは、酸味と甘みのバランスが絶妙で、食欲がない日にもスッと食べやすいのが魅力です。パプリカは赤・黄どちらもビタミンCの含有量が高く、見た目の華やかさもあり、目からも元気をもらえます。
【レシピ】柑橘とパプリカのビタミンチャージサラダ
材料(2人分)
・オレンジ:1個
・赤パプリカ:1/2個
・黄パプリカ:1/2個
・オリーブオイル:大さじ1
・レモン汁:小さじ1
・はちみつ:小さじ1/2
・塩:少々作り方
1. オレンジは皮と薄皮を除き、輪切りにする。
2. パプリカは細切りにして軽く塩もみ。
3. ドレッシングの材料を混ぜて和えるだけで完成。
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小松菜と豚肉の塩炒めで風邪に負けない体づくり
寒さと乾燥のダブルパンチで、体の抵抗力が落ちやすい季節。そんなときには、栄養バランスが整った温かいおかずで内側から免疫力をサポートしましょう。小松菜は緑黄色野菜の中でもビタミンC・鉄分・カルシウムが豊富で、女性にとってうれしい栄養素がたっぷり。そこに、たんぱく質とビタミンB群を含む豚肉を組み合わせることで、風邪に負けない体を育てる理想的なレシピになります。
【レシピ】小松菜と豚肉のにんにく塩炒め
材料(2人分)
・小松菜:1束
・豚こま切れ肉:150g
・にんにく(みじん切り):1片分
・ごま油:大さじ1
・塩:小さじ1/2
・酒:大さじ1作り方
1. 小松菜を4cm幅にカットし、茎と葉に分ける。
2. フライパンにごま油とにんにくを熱し、豚肉を炒める。
3. 小松菜の茎、葉の順に加え、調味料を入れて炒め合わせて完成。
梅干しと大葉のおにぎりで疲れた胃腸を労わる風邪予防レシピ
風邪をひく前兆として現れる、だるさ・胃の不快感・食欲不振。そんな時にぴったりなのが、体にやさしい「梅干しと大葉のおにぎり」。梅干しの酸味は唾液を促し、消化を助けるだけでなく、クエン酸による疲労回復効果も期待できます。また、大葉の香り成分には抗菌作用があり、風邪の原因菌から体を守る働きも。忙しい朝にもさっと作れて、風邪予防のお守り的存在です。
【レシピ】梅干しと大葉の胃にやさしいおにぎり
材料(2個分)
・温かいご飯:茶碗2杯分
・梅干し(種を除いてたたく):1個
・大葉(みじん切り):2枚
・白ごま:小さじ1
・塩:少々作り方
1. ご飯に梅、大葉、白ごまを混ぜる。
2. 手に塩水をつけて握り、丸くまとめて完成。
3. お好みで焼きのりを巻いてもOK。
筆者は風邪をひきそうな時はホットレモンコーラ―を飲んでいます。作り方は簡単で、鍋に350mlのコーラと輪切りのレモン1個を加えて弱火で沸騰させて少し煮立たせるだけです。20年以上前に風邪の予防方法としてテレビで紹介しているのを見て何度も試していますが、私には合っています。コカ・コーラの中には薬草のような成分も一部、含まれているのだとか。
