風邪をひきやすい…それ、食事が原因かも?
「季節の変わり目に必ず体調を崩してしまう」
「疲れが抜けないし、なんだかずっとだるい」
「肌荒れが続いてメイクのノリも最悪…」
そんなお悩みを抱えている女性の多くは、もしかすると免疫力が低下している状態かもしれません。特に最近では感染症対策の意識が高まるなか、「免疫力を高める食事」に注目が集まっています。
免疫力とは、ウイルスや細菌、体にとっての異物から自分自身を守る“防御機能”のこと。体の外から入ってくるものだけでなく、内側で起こる炎症や老化とも密接に関係しており、美容やメンタルの安定にも深くかかわっているのです。
この記事では、「免疫力を高める食事」の基本から、女性が日常に取り入れやすい栄養素や食材の選び方までを、分かりやすく解説していきます。
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免疫力とは?肌・体・心を守る“体内のバリア機能”
まずは「免疫力」という言葉を正しく理解することから始めましょう。免疫力とは、体内に侵入した異物や病原体を察知し、攻撃・排除する働きのことです。主に以下の3つの働きがあります。
- 病原体から身を守る(感染予防)
- がん細胞などの異常を排除する(自己防御)
- 過剰な炎症を抑える(免疫の調整)
つまり免疫力が高いと、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるだけでなく、肌トラブルが起きにくくなったり、疲れにくくなったり、気持ちの安定にもつながるのです。
免疫はどこで作られるの?
免疫細胞の約7割は「腸」で作られていることが分かっています。腸内環境を整えることが、結果的に全身の免疫力アップにつながるというのは、こうした理由からです。
女性の免疫力が落ちやすい理由
男性よりも女性のほうが、ホルモンバランスの影響を受けやすく、免疫力が低下しやすい傾向にあります。
1. ホルモンの周期的な変動
生理前後や更年期など、女性ホルモンの変化によって自律神経が乱れやすく、それが免疫の働きにも影響します。特に生理前に「風邪をひきやすい」「だるい」「イライラする」と感じるのは、免疫の低下も一因です。
2. ダイエットや偏食による栄養不足
無理な食事制限や糖質カット、野菜不足などにより、免疫に必要な栄養素が足りていない女性は少なくありません。体が必要としている栄養素をバランスよく摂取することが、免疫の基盤を支えるカギになります。
3. ストレスと睡眠不足
慢性的なストレスや睡眠の質の低下も、免疫力を著しく下げる原因です。ストレスがたまると副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌され、免疫細胞の働きを鈍らせてしまいます。
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SNSでの共感の声|「食事で免疫って本当に変わるんだ」
最近では、食事によって体調や肌の調子が改善したという声も多く見られます。
「納豆とヨーグルトを毎日食べるようにしたら、肌の乾燥が減って風邪もひかなくなった気がする!」(30代・女性)
「疲れやすいのは鉄不足かなと思って、レバーやひじき取り入れたらぐっと楽になった。食事ってすごい…」(40代・女性)
「外食ばかりだったのをやめて、味噌汁と玄米中心に変えたら、便通もよくなって肌荒れが改善!」(20代・女性)
こうしたリアルな体験談からも、「免疫力を高める食事」が体と心に及ぼすポジティブな影響が伝わってきます。
免疫力を高めるために摂りたい栄養素と食材
では、実際にどんな栄養素や食材を意識して摂れば、免疫力を高めることができるのでしょうか?ここでは、美容と健康を意識する女性に特におすすめの成分とその食材をご紹介します。
1. ビタミンC|抗酸化力で免疫細胞を守る
- 主な食材:パプリカ、ブロッコリー、キウイ、いちご、柑橘類
- 働き:白血球の働きを高め、ウイルスや細菌から体を守るサポートをします。また、肌のコラーゲン生成にも関わり、美肌にも◎。
2. ビタミンD|「免疫ビタミン」と呼ばれる注目成分
- 主な食材:鮭、さんま、しらす、きのこ類(特に干ししいたけ)
- 働き:免疫細胞の調整を行い、感染症予防に重要とされるビタミン。近年では「第4のビタミン」として再注目されています。
ビタミンDが豊富な食品とは?免疫力や骨の健康を支える栄養の力とサプリの上手な使い方 の記事へ
3. 発酵食品|腸内環境を整えて免疫を底上げ
- 主な食材:納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ、甘酒
- 働き:腸内の善玉菌を増やすことで、腸内フローラを改善。腸は免疫細胞の70%が集まる場所とされており、腸活はそのまま免疫活性につながります。
4. たんぱく質|免疫細胞の材料に不可欠
- 主な食材:鶏むね肉、大豆製品(豆腐、納豆)、卵、魚介類
- 働き:筋肉やホルモンだけでなく、免疫細胞そのものの材料となる栄養素。不足すると免疫機能が低下し、病気にかかりやすくなります。
食生活のポイント|「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」も大切
いくら栄養バランスの良い食事でも、食べ方を間違えると効果が半減してしまいます。以下のようなポイントを意識してみましょう。
- 朝食を抜かない:体温と代謝を上げることで、免疫細胞の活動が活発になります
- 冷たい飲食物を控える:体を冷やすと血流が悪くなり、免疫機能も低下
- バランスよく食べる:特定の食材に偏らず、1日30品目を目指す意識を持ちましょう
- しっかり噛んでゆっくり食べる:唾液に含まれる抗菌成分(IgA)が活性化されます
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SNSでの体験談|「腸活&たんぱく質重視で体調が変わった!」
実際に、免疫力を意識した食生活を実践している人々の声をSNSから集めてみました。
「朝食をプロテイン+味噌汁に変えてから、風邪ひかなくなった!肌の調子も◎」(30代女性/X)
「ヨーグルトと納豆を毎日セットで食べてたら、便秘も治って肌ツヤアップ。免疫って腸からって本当だったんだ…」(40代女性/Instagram)
「干ししいたけとブロッコリー、レモンを常備してビタミンDとCを意識!季節の変わり目でも元気です」(20代女性/Threads)
情報に振り回されがちな今の時代でも、食事を通じて体調の変化を実感する女性が増えていることがよくわかります。
注意点|過剰摂取・偏りに要注意
健康のための栄養素も、摂りすぎは逆効果になることがあります。
- ビタミンCの過剰摂取:サプリで高濃度を長期間摂ると、下痢や胃の不調を招くことも
- 動物性たんぱく質に偏りすぎる:脂質過多になり、血液の質が悪化する恐れあり
- 加工食品中心の「なんちゃって健康食」:人工甘味料や保存料が多いと腸内環境が悪化します
食事は“足す”だけでなく“引く”視点も大切に。シンプルで質の良い素材を基本にしましょう。
「免疫力ケア=美容の基礎」という考え方へ
これからの時代、免疫力は「病気予防」だけでなく、「美容のベース」としても欠かせないテーマです。外からのスキンケアではカバーしきれない肌の揺らぎも、内側からの食事ケアで変化が生まれます。
また、食べるだけでなく「よく寝る」「ストレスをためない」「ほどよく体を動かす」といった生活習慣全体が、免疫を育てる土台になります。
“食べること”は“自分を守ること”
免疫力を高める食事は、ただ栄養を摂るだけではなく、「自分の体を知り、支える力を養う行動」ともいえます。
美しく、健康で、毎日を前向きに生きるために——。今日の1食から“免疫ケア”という意識を取り入れてみませんか?
[出典]健康長寿ネット、FANCL、メディカルケア内科