唇が乾燥してヒリヒリ痛い…。そんな悩み、冬だけのことだと思っていませんか?実は、真夏でも冷房の風や紫外線、汗の塩分などによって、唇はあっという間にうるおいを失ってしまいます。唇は顔の中でも皮膚が薄く、皮脂を分泌する機能がないため、外的刺激にとても敏感。気づいたら皮がめくれてメイクがのらない…なんてことも少なくありません。この記事では、夏でも冬でも役立つ「乾燥・ヒリヒリ痛み対策」を、原因から日常ケア、予防法までたっぷり解説します。
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【この記事のポイント】
- 唇の乾燥やヒリヒリ痛い症状に悩む人のリアルな口コミを紹介
- 夏でも乾燥する原因を生活環境・栄養・習慣から解説
- 毎日のちょっとした行動でできる簡単な唇ケア方法
- 医療機関への相談が必要な症状の見極めポイント
唇の「乾燥・ヒリヒリ痛い」その原因は?

唇の乾燥でヒリヒリ痛いという多数の口コミ
「夏でも冷房のせいか、唇がカサカサになってヒリヒリ。口紅がうまくのらなくて困ってます」― 20代女性・Instagramより
「日焼けのあとから唇が皮むけして、食べ物がしみるほど痛くなりました…」― 30代女性・Xより
「冷房の効いた部屋で長時間過ごしたら、唇がカサカサになって笑うだけでピリッと痛くなりました」― 20代女性・Instagramより
SNSや口コミサイトには、「夏なのに唇が乾燥して痛い」という声が想像以上に多く見られます。原因は一つではなく、室内外の温度差や冷房の風、紫外線、さらには汗の成分による刺激などが重なっていることがほとんどです。特にオフィスや電車のような空調が効いた空間に長時間いる人は、唇の水分がじわじわ奪われていくため、気づいたときには皮むけやヒリヒリ感が進行していることもあります。
また、唇は皮膚のバリア機能が弱く、ほんの少しの刺激でも赤みや痛みが出やすいのが特徴です。だからこそ、季節や気候に関係なくケアが必要なんです。
空気の乾燥や冷たい風が唇が荒れる原因に
唇が乾燥しやすい最大の理由は、「皮脂腺や汗腺がない」ことです。顔や体の皮膚は、皮脂や汗によってうるおいを保つことができますが、唇にはその機能がありません。そのため、外気の乾燥や冷たい風、冷房の風に直接さらされると、あっという間に水分が蒸発してしまいます。
冬はもちろんですが、夏も油断大敵です。エアコンの効いた室内は湿度が下がり、外に出れば強い紫外線が唇の細胞をダメージ。さらに、海やプールでは塩分や塩素が刺激となり、乾燥と炎症のダブルパンチを受けてしまうのです。
季節 | 唇が乾燥しやすい主な原因 |
---|---|
冬 | 低湿度・冷たい風・暖房による乾燥 |
夏 | 冷房の風・紫外線・汗や海水の塩分 |
春・秋 | 花粉やほこりの付着・寒暖差 |
これらの要因が積み重なると、唇の角質層がめくれやすくなり、ヒリヒリ痛みや赤みが出てきます。外出の際は、リップクリームやバームでバリアを作ることが第一歩です。
POINT:「夏だから大丈夫」と思っていると、冷房や紫外線で意外と乾燥が進みます。季節を問わず保湿を意識しましょう。
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ビタミン不足や偏った食事が唇にも悪影響に
食生活の乱れも唇の乾燥や荒れに直結します。特にビタミンB2やB6、鉄分、亜鉛などは唇の健康維持に欠かせません。これらは細胞の新陳代謝を助け、炎症を防ぎ、ダメージを受けた粘膜を修復してくれる栄養素です。
しかし、外食やインスタント食品が続くと、これらの栄養が不足しがちに。すると唇のターンオーバー(生まれ変わり)が遅れ、乾燥やひび割れが治りにくくなります。
栄養素 | 唇への主な働き | 多く含む食品 |
---|---|---|
ビタミンB2 | 粘膜の修復・再生 | 卵、乳製品、レバー |
ビタミンB6 | タンパク質代謝、皮膚の健康維持 | 魚、バナナ、鶏肉 |
鉄分 | 血行促進、細胞への酸素供給 | 赤身肉、ほうれん草 |
亜鉛 | 細胞の修復・免疫力向上 | 牡蠣、ナッツ類 |
日々の食事にこれらを少しずつ取り入れることで、外側からのケアだけでなく内側からもうるおいをサポートできます。
POINT:外からの保湿と一緒に、内側からの栄養補給も意識することで回復力が高まります。
日常生活の「舐める・こする」癖が唇が乾燥する原因に
無意識に唇を舐めたり、皮をめくったりしていませんか?これは一時的にうるおったように感じても、唾液が蒸発するときに水分を奪うため、逆に乾燥を悪化させます。さらに皮をめくる行為は、まだ健康な皮膚まで剥がしてしまい、ヒリヒリ痛みや出血の原因になります。
乾燥が気になったときは、舐める代わりにリップクリームを塗る、またはワセリンを薄くのせて保護しましょう。バッグやポーチ、デスクに常備して、こまめに塗れる環境を作るのがポイントです。
POINT:「舐める・めくる」は唇にとってNG習慣。保湿ケアに置き換えて悪循環を断ち切りましょう。
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日常ケアで唇の乾燥によるヒリヒリ痛い症状を防げる

水分補給をして唇の乾燥を防ぐ
唇の乾燥は外気だけでなく、体の水分不足からも引き起こされます。体内の水分が減ると、まずは血流が滞りやすくなり、末端部分である唇まで十分な水分や栄養が届きにくくなります。特に夏は、汗や呼吸によって知らないうちに水分が失われがち。冷房の効いた部屋に長くいると喉の渇きを感じにくくなり、水分補給が後回しになってしまうことも多いです。
理想的なのは、一度に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲む習慣。朝起きてすぐ、食事の前後、仕事や家事の合間など、1日を通して水や麦茶、カフェインレスのハーブティーなどを口に含むことで、体の中の水分バランスが整いやすくなります。
また、唇の乾燥が気になるときは、水分補給と同時に体の塩分やミネラルも意識すると良いでしょう。スポーツドリンクや経口補水液を使うと、発汗時のミネラル不足も補えます。ただし糖分の多い飲料は摂りすぎに注意。日常的には常温の水や麦茶をベースに、必要なときだけ活用するのがおすすめです。
POINT:喉が渇く前に飲む習慣をつけると、唇だけでなく肌全体の乾燥対策にもなります。
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あっ、ない!そんな時に一時的なリップの代用
唇の乾燥やヒリヒリを感じたのに、リップクリームが手元にない…そんな時も、近くにあるもので応急ケアができます。例えばはちみつは高い保湿力と抗菌作用があり、薄く塗るだけでしっとり感を与えてくれます(アレルギーのある方は注意)。
オリーブオイルやココナッツオイルなどの食用オイルも、乾燥した唇にやさしい保護膜を作ってくれます。また、無香料・低刺激のハンドクリームを少量使うのも一時的な対策になります。ただし、メントールや香料入りは刺激になる場合があるので避けましょう。
これらはあくまで応急処置。できるだけ早く保湿力の高いリップクリームやバームで本格的なケアを行うことが、症状の悪化を防ぐポイントです。
POINT:「今あるもので応急ケア→後で本格保湿」が、乾燥トラブルを長引かせないコツです。
朝と夜のメイクの一工夫で唇の乾燥やヒリヒリした痛みを防ぐ
唇メイクの前後にひと手間加えるだけで、日中の乾燥や荒れをかなり防げます。朝はまず、スキンケアの延長で唇にも保湿を行いましょう。メイク前に薄くリップバームや保湿効果の高いリップクリームを塗り、5分ほど置いてから軽くティッシュオフすると、口紅の色持ちもよくなります。
日中にマット系や落ちにくいティントを使う場合は、さらに保湿が重要。これらは水分を奪いやすい傾向があるため、下地として保湿力の高いリップベースを仕込むのがおすすめです。
夜はメイクを落としたあと、唇専用の保湿パックや濃厚なバームをたっぷり塗って寝る「ナイトリップパック」が効果的。翌朝には柔らかくふっくらした状態になり、日中のダメージも受けにくくなります。
POINT:メイクの前後に保湿を入れることで、見た目とコンディションの両方がアップします。
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低刺激&高保湿なリップクリーム・バームの選び方と塗り方
唇が乾燥してヒリヒリ痛いときは、できるだけ刺激の少ない製品を選ぶことが大切です。香料や着色料、防腐剤が少ないタイプを選び、成分表示をチェックしてみましょう。特に敏感な状態では、メントールやスースーする成分が逆に刺激になる場合があります。
おすすめの保湿成分は、シアバター、ホホバオイル、アーモンドオイル、セラミドなど。これらは唇の表面にうるおいの膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。さらにヒアルロン酸やグリセリンなどの水分保持成分が入っていると、長時間しっとり感をキープできます。
塗るときは唇の中心から外側に向かって、縦方向に動かすのがポイント。唇のしわに沿って保湿成分がしっかり入り込みます。寝る前は厚めに塗ってラップで覆い、5〜10分置いてから外すと、集中ケアにもなります。
POINT:成分を見極めて選び、正しい塗り方をすることで効果がぐっと高まります。
乾燥してヒリヒリ痛い唇の悩みを完全解決

季節や体調に合わせた唇トラブル予防法
唇の状態は季節や体調によって大きく変わります。冬は乾燥した冷たい空気、夏は強い紫外線や冷房による乾燥、春や秋は花粉やほこりによる刺激で荒れやすくなります。季節ごとの対策を意識して取り入れることで、乾燥やヒリヒリを未然に防げます。
たとえば夏はSPF入りのリップを使って紫外線ダメージを予防し、冷房の効いた室内では保湿力の高いリップバームでこまめにケア。冬はワセリンやバター系成分で覆うように保護し、外出時はマスクで乾いた空気や風を直接当てないようにします。
体調面では、睡眠不足やビタミン不足、ストレスが唇の回復を遅らせます。ビタミンB群やビタミンEを含む食材(卵、ナッツ、魚、緑黄色野菜など)を積極的に摂り、十分な睡眠と休養をとることが回復の近道です。
POINT:「季節×体調」の両面からアプローチすることで、年間を通して唇の健康を守れます。
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単なる唇の荒れではない?こんな症状は医療機関へ相談を!
唇の乾燥やヒリヒリは多くの場合セルフケアで改善しますが、中には病院での診察が必要なケースもあります。長引くひび割れや出血、ただれ、強い腫れなどがある場合は自己判断せず皮膚科や口腔外科に相談しましょう。
口角炎やアレルギー性口唇炎、真菌感染(カンジダ症)など、見た目が似ていても原因が異なる病気も多くあります。特に繰り返し同じ場所が荒れる、痛みが強い、発熱や全身の倦怠感を伴う場合は早めの受診が安心です。
医師による診断で、適切な薬や保湿剤、生活習慣改善の指導が受けられるため、自己流ケアで悪化させるリスクを減らせます。
POINT:「いつもと違う」と感じたら、迷わず専門医へ相談するのが安心です。
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唇の乾燥やヒリヒリとした痛みを防ぐためのQ&A
ここでは、唇の乾燥やヒリヒリといったトラブルについて、日常でよくある疑問にお答えします。小さな工夫で症状を和らげたり、悪化を防ぐことができるので、ぜひ参考にしてください。
Q:唇が乾燥してヒリヒリする日は口紅を塗らないほうがいいですか?
A:完全に塗らないよりも、保湿力のあるリップクリームを下地にしてから口紅を重ねるほうが外部刺激から守れます。色付きリップバームなど、保湿と発色を兼ねたアイテムもおすすめです。
Q:寝る前の唇パックは毎日しても大丈夫ですか?
A:低刺激のワセリンやシアバターなら毎晩行っても問題ありません。乾燥がひどい時期やエアコン使用時は、習慣にすると翌朝のしっとり感が違います。
Q:夏でも唇が乾燥するのはなぜですか?
A:冷房や紫外線の影響で夏でも唇は乾燥します。室内外の温度差や強い日差しも刺激になるため、季節を問わず保湿と紫外線対策を組み合わせることが大切です。
Q:リップクリームはどれくらいの頻度で塗るべきですか?
A:乾燥が気になったらすぐに塗ってOKです。特に食後や飲み物を飲んだ後は唇の油分が落ちやすいので、その都度塗り直すと保湿効果が長持ちします。
Q:唇の皮がむけたとき、剥がしてもいいですか?
A:無理に剥がすと出血や炎症の原因になります。リップバームやワセリンを塗って柔らかくしてから、自然に取れるのを待ちましょう。
Q:ビタミン不足で唇が荒れることはありますか?
A:あります。特にビタミンB2やB6の不足は口角炎や唇のひび割れを起こしやすくします。卵、納豆、魚、ナッツ類などを意識して摂ることが大切です。
唇はとても繊細で、少しの刺激や環境変化でも乾燥やヒリヒリとした痛みが出やすい場所です。しかし、日々のちょっとした工夫や正しいケア習慣で、その多くは防げます。今回ご紹介したQ&Aを参考に、自分に合った方法で唇をいたわり、年間を通して健やかでなめらかな唇を保ってください。
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[出典]ClevelandClinic、healthline、National Library of Medicine