「腸活にいい」「美容にも効果がある」と言われるヨーグルトですが、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷ってしまいますよね。そんな方がヨーグルト選びに困らないように、効能ごとにどのようなヨーグルトを選んだらいいかが分かるように解説していきます。
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【この記事のまとめ】
ヨーグルトは菌の種類によって効能が変わります。便秘、美肌、ダイエット、免疫ケア、メンタルケア、それぞれに合った菌と商品を選ぶことが大切です。自分に合うヨーグルトを見つけて、毎日続けていきましょう。Q&Aやおすすめの食べ方も解説しています。
体にいいヨーグルトランキング|腸活の基本と選び方

腸活の基本|ヨーグルトが選ばれる理由
腸活とは、腸内環境を整えて健康を目指すこと。便秘や肌荒れ、太りやすさ、免疫力、さらにはメンタルの安定にも深く関わっています。
その腸活の第一歩として、多くの人に選ばれているのが「ヨーグルト」です。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれ、腸内フローラを整えるサポートをしてくれます。
また、たんぱく質やカルシウムも豊富で、毎日の食事に取り入れやすいのも魅力です。腸活初心者でも手軽に始められる食品として、多くの女性に支持されています。
・ポストバイオティクスとは?サプリに頼らない腸活の効果について の記事はコチラ
含まれる菌の種類と効果
ヨーグルトと一口に言っても、含まれている「菌」の種類はさまざまです。それぞれの菌には特徴があり、効果も異なります。後で詳しく解説しているので、ここでは「菌」の種類と働きについて簡単に説明します。
ビフィズス菌は、腸内で乳酸や酢酸を作り、悪玉菌を抑える役割があります。便秘改善や腸内フローラのバランスを整えたい方におすすめです。
乳酸菌(ラクトバチルス属)は、整腸作用だけでなく、免疫力アップや肌の状態改善にも関与しています。中にはストレスを和らげる働きが期待される菌株もあります。
ガセリ菌SP株は、内臓脂肪の減少を助けるとされ、ダイエット向きの商品に使われることが多い菌です。
R-1乳酸菌やLG21は、免疫力や胃の健康をサポートすることで知られています。
どれにするか選ぶときは、ぜひ「どんな菌が入っているのか」を意識してみてください。自分の体調や目的に合った菌を選ぶことが、腸活の効果を最大限に高めるポイントです。
ちょっとした豆知識|毎日続けたくなるプチ情報
体にいいヨーグルトを選ぶだけでなく、そのものをもっと知ると、日々の健康習慣がもっと楽しくなります。ここでは、思わず誰かに話したくなる豆知識をご紹介します。
ヨーグルトの歴史は紀元前から
起源は紀元前3000年ごろともいわれています。中央アジアで偶然発酵したミルクが始まりとされ、長い歴史を経て世界中に広まりました。
ホエイ(乳清)は美容と健康の宝庫
フタを開けた時に上にたまる透明な液体「ホエイ(乳清)」には、たんぱく質やミネラルがたっぷり。捨てずに一緒に食べることで、栄養を余すことなく摂取できます。
賞味期限が多少過ぎても食べられることも
ヨーグルトは発酵食品なので、賞味期限を少し過ぎても酸味が増すだけで、すぐに腐ることは少ないといわれます。ただし、風味や香りに異変を感じたら、無理せず新しいものを選びましょう。
植物性の商品も人気上昇中
最近では、豆乳やアーモンドミルクなどを使った植物性の商品も注目されています。乳製品が苦手な方やヴィーガンの方にも人気の新しい選択肢です。
・食物繊維のダイエット効果とは?おすすめ食材とレシピで無理なく痩せる の記事はコチラ
体にいいヨーグルトランキング|目的別おすすめ5選

便秘改善に向いている菌とおすすめ商品
便秘を改善したいとお考えであれば、ビフィズス菌やラクチス菌といった善玉菌を積極的に摂取するのが効果的です。特にビフィズス菌は腸内環境を整える代表的な菌で、腸内の善玉菌の割合を高める働きがあります。その結果、腸のぜん動運動(腸がリズムよく動いて便を送り出す働き)を促進し、スムーズなお通じをサポートしてくれます。
さらに、ビフィズス菌は腸内で乳酸や酢酸といった有機酸を作り出し、腸内のpHを弱酸性に保つことで、悪玉菌の増殖を抑える環境を作ってくれます。このような作用により、便が自然に排出されやすくなるのが大きな特徴です。また、ラクチス菌も同様に腸の働きを助ける乳酸菌の一種で、善玉菌として腸内に定着しやすく、便秘対策に有効とされています。
[便秘改善向き商品5選]順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | 森永 ビヒダスBB536 | 腸内の善玉菌を増やすBB536株配合。臨床試験でも便秘改善効果を確認。 |
2位 | ダノンビオ(プレーン・加糖) | ビフィズス菌BE80が生きたまま腸に届き、便秘改善の口コミ多数。 |
3位 | グリコ BifiXヨーグルト | BifiX菌が腸まで届き、自然な排便リズムをサポート。機能性表示食品。 |
4位 | 明治ブルガリアヨーグルトLB81 | 乳酸菌LB81が腸内フローラを整え、腸活効果が期待できる。 |
5位 | 小岩井 生乳100%ヨーグルト | ビフィズス菌BB-12配合。生乳100%で美味しく続けやすい。 |
※注記:商品情報・口コミ・機能性表示データを基にした独自AI評価です。
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美肌ケアに向いている菌とおすすめ商品
美肌を目指す方には、乳酸菌シロタ株やフェカリス菌といった乳酸菌の摂取が効果的です。乳酸菌シロタ株は、生きたまま腸に届いて善玉菌を増やし、腸内のバランスを整える働きがあります。腸の状態が良くなると、栄養の吸収がスムーズになり、肌のターンオーバーが整いやすくなります。また、シロタ株から得られる発酵由来の保湿成分が肌のうるおいをサポートするといわれています。
一方、フェカリス菌は小腸に作用しやすく、免疫バランスを整えながら悪玉菌の増殖を抑えることで、体内の炎症や毒素の排出を助けます。これにより、肌荒れの予防にもつながると考えられています。
[美肌ケア向き商品5選]順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | ヤクルト1000 | 乳酸菌シロタ株で腸内環境とストレスをWケア。肌トラブル予防にも効果的。 |
2位 | メグミルク 恵ガセリ菌SP株ヨーグルト | ガセリ菌SP株で内臓脂肪と肌ケアを両立。美肌と健康管理に人気。 |
3位 | タカナシ おいしいハードタイプ | 乳酸菌NY1301株が肌荒れ予防と腸内環境改善に役立つ。 |
4位 | ヤクルト400LT | シロタ株配合で老廃物の排出を助け、敏感肌にも配慮。 |
5位 | 小岩井 生乳100%ヨーグルト | 無添加・自然派。腸を整えて肌もキレイにするサポート。 |
※注記:商品情報・口コミ・機能性表示データを基にした独自AI評価です。
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ダイエットに向いている菌とおすすめ商品
ダイエットを意識している方におすすめしたいのが、ガセリ菌SP株やロイテリ菌といった乳酸菌の活用です。これらの菌は、腸内環境を整えるだけでなく、脂肪の蓄積を抑えたり、体型の維持をサポートする働きがあることから、健康的なダイエットに役立つとされています。
特にガセリ菌SP株は、内臓脂肪を減らす作用があることで注目されています。日本人の腸内に存在する「ヒト由来」の乳酸菌で、生きたまま腸に届き、腸内で長くとどまる性質を持っています。継続的に摂取することで、お腹周りの脂肪を徐々に減少させる効果が期待されており、日々の体型管理がしやすくなると考えられています。
また、食事制限だけでなく、腸内環境を整えることで代謝を促進し、リバウンドしにくい身体づくりを目指すうえでも、ガセリ菌は強い味方になります
[ダイエット向き商品5選]順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | オイコス(プレーン無糖) | 高たんぱく・低糖質で置き換え食にも使える。ダイエット中の間食に最適。 |
2位 | 明治PA-3 | プリン体吸収を抑制。健康管理とダイエットの両立におすすめ。 |
3位 | グリコ BifiX脂肪ゼロ | 脂肪ゼロ。カロリーが気になる方にも続けやすいヨーグルト。 |
4位 | トップバリュ ガセリ菌SP株ヨーグルト | 内臓脂肪ケアとコスパ重視の方に最適な商品。 |
5位 | 明治LG21ドリンクタイプ | 脂肪対策にアプローチ。ドリンクタイプで手軽に摂取可能。 |
※注記:商品情報・口コミ・機能性表示データを基にした独自AI評価です。
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免疫力アップに向いている菌とおすすめ商品
風邪をひきやすいと感じている方や、季節の変わり目で体調を崩しがちな方、また日頃から免疫力を高めて健康を維持したいと考えている方には、R-1乳酸菌やLG21乳酸菌の摂取がとても効果的です。これらの乳酸菌は、体の中にある「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」と呼ばれる免疫細胞を活性化させる働きがあり、体内に侵入してくるウイルスや細菌といった外敵をいち早く察知し、攻撃・排除する免疫機能の働きをサポートしてくれます。
R-1乳酸菌は、風邪やインフルエンザの予防効果が注目され、特に免疫機能の調整や強化を目的とする方におすすめです。毎日摂取することで、免疫細胞の活動が維持され、ウイルスに対する抵抗力が高まるとされています。一方、LG21乳酸菌は、胃の中でも生き残りやすい性質を持ち、ピロリ菌対策としても知られていますが、実は腸内環境を整えて免疫全体のバランスを保つ働きもあり、全身の健康維持に貢献します。
[免疫力向き商品5選]順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | 明治R-1 | 1073R-1株配合。臨床試験でも免疫力維持効果が報告されている定番商品。 |
2位 | 森永ラクトフェリンヨーグルト | ラクトフェリン配合でウイルス対策や免疫サポートに期待。 |
3位 | 明治LG21 | 胃で働く乳酸菌LG21株配合。全身の免疫バランスも整える。 |
4位 | グリコ BifiXヨーグルト | 腸内環境を整え、腸管免疫をサポート。 |
5位 | 明治ブルガリア 朝の健康フルーツ | 果物入りで食べやすく、腸活初心者にも続けやすい。 |
※注記:商品情報・口コミ・機能性表示データを基にした独自AI評価です。
メンタルケアに向いている菌とおすすめ商品
腸と脳は実はとても深い関係があり、「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」という言葉があるほど、腸内環境の状態は心の健康にも大きな影響を与えると考えられています。腸内環境が良好に保たれていると、神経伝達物質であるセロトニンの分泌が活発になり、気分が安定しやすくなるという研究も報告されています。
とくに注目されているのが、「ラクトバチルス属(Lactobacillus)」や「フェカリス菌(Enterococcus faecalis)」といった乳酸菌です。ラクトバチルス属の乳酸菌は、腸内で善玉菌の働きを助けるだけでなく、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールなどのストレスホルモンを抑える作用があるため、イライラや不安感がやわらぎ、心の安定につながると考えられています。
また、フェカリス菌は腸の免疫バランスを整えることで、自律神経にも良い影響を与え、睡眠の質を高める効果が期待されています。ぐっすり眠れるようになることで、朝の目覚めもすっきりし、日中の集中力や気力の向上にもつながります。
[メンタルケア向き商品5選]順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | ヤクルト1000 | 睡眠の質向上やストレス軽減に効果的。話題のメンタルケアヨーグルト。 |
2位 | カルピス L-92 | 免疫とメンタルケアを同時にサポート。ストレス耐性の向上に役立つ。 |
3位 | ヤクルト400 | 腸内環境改善で神経伝達物質のバランスを整え、気分ケアにも有効。 |
4位 | グリコ BifiXドリンクタイプ | フェカリス菌配合。ドリンクタイプで手軽に続けられる。 |
5位 | 明治PA-3 | ストレス対策や疲労感軽減も期待される機能性ヨーグルト。 |
※注記:商品情報・口コミ・機能性表示データを基にした独自AI評価です。
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体にいいヨーグルトランキング|Q&Aとおすすめの食べ方

体にいいヨーグルトランキング|Q&A
Q:食べるのは朝と夜、どちらがいいですか?
A:目的によって食べる時間を変えるのがおすすめです。
・便秘改善やダイエットを目的にするなら「朝」
・免疫力アップや睡眠の質を高めたいなら「夜」
継続することが最も大切なので、自分のライフスタイルに合わせて決めましょう。
Q:毎日どれくらい食べればいいですか?
A:1日100g〜200gが目安です。食べすぎるとカロリーや脂質が気になる場合もありますので、適量を守ることが大切です。
Q:加糖タイプと無糖タイプ、どちらがいいですか?
A:ダイエット中や血糖値が気になる方は「無糖」がおすすめです。
ただ、どうしても甘みが欲しい場合は、オリゴ糖やはちみつを少量加えると腸活効果も高まります。
Q:乳酸菌は死んでも効果がありますか?
A:はい。乳酸菌は生きて腸に届かなくても「死菌」として腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整える働きをします。
Q:毎日食べても飽きない方法は?
A:味を変えたり、食べ方を工夫するのがポイントです。次に紹介する「おすすめの食べ方」を参考にしてください。
・毎日5分アプリで始めるマインドフルネス瞑想、手軽に心と体を整える方法 の記事はコチラ
体にいいヨーグルトランキング|おすすめの食べ方
そのまま食べるだけでも効果的ですが、アレンジすることで飽きずに続けやすくなります。さらに、食べ方によって腸内環境や美容効果も高められるのが魅力です。
1. ホットヨーグルト
ヨーグルトを電子レンジで約30秒温めるだけ。人肌程度(40℃前後)が目安です。腸を冷やさず、善玉菌も活発に働きやすくなるので、便秘改善や冷え性対策におすすめです。
2. ヨーグルト+オリゴ糖
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになります。ヨーグルトと一緒に摂ることで、乳酸菌とオリゴ糖がタッグを組み、腸内環境をより良くしてくれます。砂糖の代わりに使えばダイエット中も安心。
3. ヨーグルト+バナナ+きな粉
この組み合わせは「最強の腸活セット」と言われています。バナナの食物繊維とオリゴ糖、きな粉の大豆イソフラボンやたんぱく質が、腸内環境と美肌の両方に効果的です。
4. ヨーグルト+グラノーラ
忙しい朝には、グラノーラをヨーグルトに混ぜるだけで栄養バランスの良い朝食が完成。ビタミンやミネラルも摂れるので、ダイエット中でも安心して食べられます。
5. ヨーグルトを料理に活用
ヨーグルトは料理にも使えます。カレーに加えるとまろやかさがアップ。サラダにかければヘルシーなドレッシング代わりに。砂糖を控えたい方は、ヨーグルトを使ったディップソースやスープもおすすめです。
毎日の食生活に取り入れ、楽しく続けることで腸も心も元気になります。ぜひ今日から試してみてください。
[参照元]J‑Stage「腸内細菌と脳・中枢神経との関係」、明治「乳酸菌による腸内環境と便秘の改善について」、ヤクルト中央研究所「脳腸相関(乳酸菌が脳腸相関に及ぼす影響)」、日本乳業教会