小じわの原因と対策を知って目尻とおでこのエイジングケアを始めよう

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「おでこにうっすら横ジワが…」そんなエイジングサインに気づいてドキッとしたことはありませんか?それぞれの原因と効果的な対策をわかりやすくお伝えします。

【この記事について】

目尻とおでこの小じわの原因と対策を部位別に詳しく解説しています。それぞれの特徴に合わせたスキンケア方法や、生活習慣の見直しポイント、さらに効果的なアイテム選びまで幅広くカバー。加齢による肌の変化に前向きに向き合うヒントをお届けします。

小じわの原因と対策・目尻編|まずは原因を知ろう

目尻の小じわの原因が気になる女性

乾燥と摩擦が原因に

原因としてまず挙げられるのが、「乾燥」と「摩擦」です。目元は顔の中でも皮膚が薄く、皮脂腺が少ないため潤いを保ちにくい部位。そのため、肌のバリア機能が弱まりやすく、水分が蒸発しやすい特徴があります。特にエアコンの効いた室内や冬場の乾燥環境下では、目元の水分量が低下し、皮膚表面がこわばってしまうことで肌表面に細かな影が出やすくなります

また、スキンケアやメイク時に無意識に力を入れて目元をこすってしまう「摩擦」も大敵です。クレンジングやアイメイクの落とし方が雑だと、肌に微細なダメージが蓄積され、しわとして定着しやすくなってしまうのです。

POINT:洗顔・保湿時には薬指を使ってやさしくタップするように。目元は決してこすらず、触れるか触れないか程度の圧が理想です。

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表情のクセが目のしわを招くメカニズムとは

目尻にできる小じわのもう一つの大きな要因は、「表情のクセ」による反復運動です。特に笑ったときや目を細めたときなど、日常の中で目元の筋肉が繰り返し動くことによって、同じ部分に折り目が付きやすくなります。この「表情じわ」は、若い頃は肌のハリや弾力によって元に戻りますが、加齢とともに真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少することで、徐々にしわとして定着してしまうのです。

特にスマホやパソコンの画面を見る時間が長くなると、知らず知らずのうちに目を細めたり、眉間にしわを寄せたりすることが多くなります。こうした無意識の表情グセは、放置すれば放置するほど、肌に深く刻まれる原因になります。

POINT:ふとしたときに鏡で自分の表情をチェック。力が入りすぎていたら、意識的にリラックスさせましょう。特に「目の周り」をゆるめる習慣が大切です。

紫外線によるダメージが目尻に与える影響

目尻は顔の中でも特に皮膚が薄く、皮脂腺が少ないため、外的ダメージの影響を受けやすい繊細な部位です。そのため、紫外線の影響も他の部位に比べて強く出やすい傾向があります。特に春から夏にかけては、紫外線量が一気に増加し、肌の浅い層だけでなく、奥深くの真皮層にまで届く「UV-A」が多く降り注ぐようになります。

このUV-Aは、肌のハリや弾力を保つために欠かせないコラーゲンやエラスチンといった繊維状のタンパク質を徐々に破壊していきます。その結果、目尻の肌は支えを失い、しなやかさや厚みが失われていくのです。

また、目元は紫外線を防ぐメイクや日焼け止めが落ちやすい部位でもあるため、無意識のうちに紫外線の影響を強く受けているケースも少なくありません。

POINT:目尻のハリ感や明るさを保つためには、日常的にしっかりと紫外線対策を行うことが大切です。

小じわの原因と対策・目尻編|正しい対策で徹底ケア

目尻とおでこの小じわをケアするスキンケア商品のイメージ

アイクリームで乾燥しやすい目元をしっかり保湿

乾燥しやすい目元をケアするためには、アイクリームによる保湿が欠かせません。目元の皮膚は顔の中でも特に水分が蒸発しやすい部位です。日々のスキンケアにアイクリームを取り入れ、保湿力の高い成分でうるおいをキープすることが、目元のハリと明るさを守る鍵になります。

使用するタイミングは、化粧水や乳液のあと。スキンケアの仕上げに、目元専用のクリームを指先でやさしくなじませましょう。このとき、力を入れずに薬指でトントンと叩き込むように塗るのがポイントです。

また、アイクリームには保湿だけでなく、ハリや弾力をサポートする成分を配合したタイプもあります。毎日の丁寧なケアで、乾燥に負けないふっくらとした目元を育てていきましょう。

POINT:年齢サインが気になる方は、成分表でレチノールナイアシンアミドペプチド配合をチェック。継続使用が効果を発揮するため、2〜3ヶ月は使い続けて。

摩擦レスを徹底することで目元の小じわを予防

目尻の摩擦を減らすことは、年齢サインの予防につながる大切なケアのひとつです。まず意識したいのは、スキンケア時の「触れ方」。アイクリームや美容液を塗布する際は、力の入りにくい薬指を使い、トントンとスタンプを押すようにやさしくなじませましょう。横にこすったり引っ張ったりする動きは厳禁です。

メイクを落とす際も摩擦レスを意識。クレンジング剤はたっぷりと使い、メイクになじませてから、優しく浮かせるようにオフします。ポイントメイクはコットンでゴシゴシせず、リムーバーをたっぷり含ませたコットンを数秒あててから、そっと拭き取るのが基本です。

また、無意識の目元タッチも要注意。目をこする癖やメイク時にまつげを引っ張るクセは、毎日の積み重ねで目尻に負担をかけてしまいます。普段から手を清潔に保ち、なるべく目元に触れない意識を持つことが、摩擦レスケアの第一歩です。

POINT:摩擦が起きやすいと感じたら、洗顔やタオルの使い方を見直してみるのもいい手です。始めは面倒かもしれませんが、続けていれば慣れていきます。

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見落としがちな目元のUVケア

目元のUVケアは、顔全体のスキンケアの中でも特に丁寧に行いたいポイントです。まずは、日焼け止めを塗る際に目元ギリギリまでしっかり塗布することが基本です。刺激の少ない“目元用”や“低刺激処方”の日焼け止めを選ぶことで、肌トラブルを避けながら紫外線をカットできます。

日焼け止めを塗った後は、汗や皮脂で落ちやすいため、こまめな塗り直しも重要です。メイクをしている場合は、上から使えるUVカットパウダーやスティックタイプを活用すると便利です。また、日傘やサングラス、帽子といった物理的な紫外線対策を併用することで、目元の紫外線リスクをさらに軽減できます。

外出先でも乾燥しやすい目元はUVケアが甘くなりがち。だからこそ、メイク前の下地選びも大切です。

【POINT】

UVカット機能のある化粧下地を使えば、日焼け止めを重ね塗りしなくても、自然に保護効果が期待できます。

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小じわの原因と対策・おでこ編|まずは原因を知ろう

おでこの小じわの原因を確認する女性

おでこの小じわはなぜできる?主な原因とは

おでこの小じわは、主に表情グセや乾燥、紫外線、そして加齢による肌のハリの低下などが重なってできる複合的な肌悩みです。額は顔の中でも動きが多い部位で、驚いたり集中したりすると自然と眉を上げてしまい、その結果、シワが入りやすくなります。

さらに、おでこは皮脂が多い部位ですが、その内側はインナードライになっていることもあり、実は乾燥が原因で小じわができていることも少なくありません。とくにエアコンの効いた環境下では皮膚表面の水分が奪われやすく、乾燥ジワが生じやすくなります。

また、紫外線によるダメージは真皮層にまで及び、コラーゲンやエラスチンの減少を引き起こします。結果的に、肌の弾力が低下し、シワが戻りにくくなってしまうのです。こうした日々の蓄積が、おでこの小じわを深刻化させる大きな原因となります。

【POINT】

おでこの小じわは乾燥+紫外線+表情グセのトリプルリスク。日頃のクセや環境要因を見直すことが予防の第一歩です。

朝と夜のスキンケアルーティンを毎日欠かさずに美肌をキープする方法 の記事はコチラ

額の筋肉とシワの関係

おでこのシワは、表情による筋肉の動きと密接に関係しています。額にある前頭筋は、眉毛を持ち上げる際に使われる筋肉で、驚いたり考え込んだりするときに自然と動きます。これらの動きが繰り返されることで、表皮に折れグセがつき、次第に定着したシワになってしまいます。

特に無意識に繰り返される表情クセが厄介です。たとえば、スマートフォンを見るときに眉を上げるクセがある方や、まぶたのたるみを補うために常に額に力が入っている方は、おでこに縦ジワや横ジワができやすくなります。

また、パソコン作業などで目を酷使すると、額周辺の筋肉に負担がかかりやすく、緊張状態が続くことによってシワの戻りが悪くなることもあります。日常的にリラックスした表情を保つ意識や、アイケアの習慣が小じわ予防には欠かせません。

【POINT】

額の筋肉の使いすぎがシワを固定化。意識してリラックス表情を心がけることで、クセジワの進行を防げます。

加齢によるハリの減少がシワを固定する理由

年齢とともに皮膚の弾力が失われることで、おでこのシワが元に戻りにくくなる傾向があります。これは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの量が加齢とともに減少し、肌が持つ「元に戻ろうとする力」が弱まっていくためです。

若いうちは、たとえ一時的にシワができても、睡眠やスキンケアによって比較的早く回復していました。しかし、40代以降になると、肌の水分保持力や回復力が低下するため、日常の動作でできた折れグセがそのまま定着しやすくなります。

このような状態を放置しておくと、浅かった小じわがやがて深いシワへと進行していきます。だからこそ、早めにハリをサポートする美容成分の導入や、保湿と紫外線対策を継続することが重要になります。

【POINT】

加齢でハリが低下するとシワが“戻らなく”なる。早めのエイジングケアでシワの定着を防ぎましょう。

小じわの原因と対策・おでこ編|適切に対策してもっと若々しく

おでこの小じわが気になる女性

レチノールやナイアシンアミドはおでこに有効?

おでこの小じわ対策には、エイジングケア成分の活用が効果的です。中でも注目されているのが、レチノールとナイアシンアミド。レチノールはビタミンA誘導体で、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンの生成をサポート。定着した小じわを浅くし、なめらかな肌へ導く働きがあります。

一方、ナイアシンアミドは、皮膚のバリア機能を強化し、ハリと弾力を回復させる作用があります。刺激が少ないため、敏感肌でも使いやすく、継続しやすいのが特徴です。レチノールは夜のみの使用が基本で、使い始めは週2〜3回から始めて、肌が慣れてきたら毎晩使用すると効果が高まります。

どちらも、乾燥しやすくなるため、使用後はしっかりと保湿を行いましょう。また、レチノールは紫外線に弱いため、朝はナイアシンアミド+日焼け止めの併用がおすすめです。継続して使うことで、おでこのハリ不足による小じわを内側から改善できます。

【POINT】

レチノールは“深いしわ対策”、ナイアシンアミドは“バリア強化”。肌状態に応じて使い分けると、より効果的なケアが可能です。

頭皮ケアやマッサージで額のハリを取り戻す

おでこの皮膚と頭皮は一枚の皮膚でつながっているため、頭皮の健康状態は額のハリにも大きな影響を与えます。頭皮が硬くなると血流が悪くなり、額周辺の肌にも栄養が届きにくくなってしまうため、たるみや小じわが目立ちやすくなります。

日々のシャンプー時に前頭部や側頭部を指の腹でやさしくほぐすようにマッサージするだけで、血行促進効果が期待できます。また、スカルプブラシを使ったブラッシングや、リフトアップ効果のある頭皮美容液を取り入れるのもおすすめです。

マッサージは毎日でなくても構いません。週2〜3回程度、1回あたり3〜5分ほどの短時間でも継続することで、額の肌にふっくらとした弾力が戻りやすくなります。頭皮からのアプローチは、顔だけでなく全身の血行にも好影響を与えるため、リラクゼーションの一環としてもおすすめです。

【POINT】

おでこのハリは“頭皮の柔軟性”で決まる。額と頭皮のつながりを意識したケアで、小じわを根本から改善しましょう。

表情の癖の原因の対策をして小じわを深めない工夫

表情の癖が原因でおでこに小じわができるケースは非常に多く、無意識のうちに深く刻まれていってしまうことがほとんどです。特にパソコンやスマホを使用中、驚いたとき、視界を広げようと眉を持ち上げるクセがある方は注意が必要です。

まずは自分の表情の癖を意識することが重要です。鏡を見たときや日中にふとした瞬間に自分の顔の緊張に気づけるようになると、改善に向けた第一歩になります。眉間やおでこに力が入っていると感じたら、深呼吸をして額の筋肉を緩めてあげましょう。

また、夜のスキンケア時にはおでこに保湿クリームを塗りながら、指の腹でやさしくなでるようにマッサージするとリラックス効果も得られ、就寝中のシワ定着予防にもつながります。表情グセを“意識的に緩める習慣”を持つことが、シワ予防の近道です。

【POINT】

“クセジワ”は意識次第で防げる。日常生活の中で顔の緊張を緩める習慣を取り入れて、小じわの悪化を防ぎましょう。

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[出典]品川スキンクリニック銀座アイグラッドクリニック再春館製薬所

この記事を書いた人

「WAZO女の美健心」編集部

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